最近気になる出来事㉑

お米の価格が下がらないのはなぜ?

お米の価格が下がらないのは、需給の不均衡・農協や政府の政策・備蓄米の扱い・物流や人件費の高騰など複数の要因が重なっているためです。短期的には高止まりが続く見通しですが、長期的には在庫過多から下落の可能性も指摘されています。

お米価格が下がらない主な理由

• 需給バランスの乱れ
o 2023年の猛暑で品質が低下し、安価な米や加工用米が不足した。
o 外食・インバウンド需要の回復で消費が増加。
• 在庫は多いのに価格維持
o 民間在庫は過去最大の約306万トンに達しているが、JAなどが価格を下げず維持。
o 「古い米は食用に向かない」として市場に出さず、政府の備蓄米買い上げを見越して強気の姿勢。
• 農協の集荷政策
o JAが農家に高い概算金(仮払金)を提示し、価格を下げにくい構造を作っている。
• コスト上昇
o 人件費・物流費・包装資材の高騰が、パックご飯や弁当など加工品の価格を押し上げている。
• 備蓄米の影響
o 政府が備蓄米を放出しても効果は限定的。むしろ「備蓄米を買い上げてもらえる」という期待が価格維持につながっている。

 

記事:AI+H・S

2025年12月19日