最近気になる出来事㉔

ガソリン200円超えか?中東戦争が日本に与える衝撃

結論:ガソリン高騰は“短期で収まる可能性は低く”、むしろ“長期化リスクが高い”状況です。 理由は、戦争が「世界のエネルギー動脈」を直撃しており、供給不安が解消する見通しが立っていないためです。

1. 何が起きているのか?

■ イランとイスラエルの相互攻撃でエネルギー施設が破壊
• イランとイスラエルが互いの ガス田・石油施設を攻撃。 → これにより 世界最大級のガス田「サウス・パース」が被害を受け、供給不安が急拡大。
■ イランは湾岸諸国の石油・ガス施設にも報復攻撃
• クウェート、カタール、サウジアラビアの 精製施設やガス施設が攻撃対象に。 → 世界の供給網が広範囲で混乱。
■ ホルムズ海峡が“ほぼ通行不能”
• 世界の 原油の約20% が通る海峡が危険地帯に。 → 輸送リスクが高まり、価格が跳ね上がる構造。


2. 原油・ガス価格はどう動いている?

■ 原油価格は戦争開始後 50〜60%上昇
• ブレント原油は 一時119ドル、WTIも 100ドル超え。 → 戦争前から 60%上昇という異常事態。
■ 一部の物理市場では 150ドル超え の取引も
• オマーン原油など、実需市場では 150ドル以上の価格が観測。 → 市場は「供給不足」を強く織り込み始めている。
■ 欧州ガス価格は 25〜30%急騰
• LNG施設の破壊で供給が大幅減。 → 欧州のガス価格は 1日で30%近く上昇。

3. 日本のガソリン価格はどうなる?

日本は 原油の9割以上を中東に依存しているため、今回の戦争の影響を強く受けます。
■ 高騰は“ほぼ確実に続く”
理由は以下の通り:
• 原油価格が高止まり(100ドル超え)
• ホルムズ海峡のリスクが解消されない
• LNG供給の混乱で電力コストも上昇
• 円安が続けば輸入コストがさらに増加
→ ガソリン価格は今後も上昇圧力が強い状態が続く可能性が高い。


4. 今後の見通し:高騰はいつまで続く?

■ ① 戦争が長期化する可能性が高い
• イランは「ゼロ抑制(無制限報復)」を宣言。
• 米国はすでに 7000以上の標的を攻撃し、戦線が拡大。
→ 短期停戦の兆しはほぼない。
■ ② 供給網の復旧に“数年”かかる可能性
• カタールのLNG施設は 復旧に3〜5年かかる見通し。
→ 戦争が終わっても、供給不安はすぐには解消しない。
■ ③ 200ドル時代の可能性も
• 一部アナリストは 200ドル/バレルの可能性を指摘。 → これはリーマンショック前の最高値(147ドル)を大きく超える水準。

7. まとめ

ガソリン高騰は“短期で収まらず”、むしろ“長期化する可能性が高い”。 戦争が世界のエネルギー供給網を直接破壊しており、復旧にも数年単位の時間が必要だからです。


記事:AI+H・S

2026年03月22日